こんにちは,3児父さんです。父さんの投資日記🐮を見て頂きありがとうございます。
今回は日本の税金と社会保険料などの国民負担率をまとめたもの財務省で公表されているものがありますので自分の思う意見などをお話したいと思います。
国民負担率については年々増加傾向にあり,現在では約50%となっております。過去平成元年からの推移をみると平成15年頃から右肩上がりになっていて最近はほぼ五公五民となっております。働いていても半分が国に渡していると考えると自分は衝撃でしたが,皆さんの感覚はどうなのでしょうか。さらに財政赤字を含めた潜在的国民負担率については2011年から50%を超えていて,今後の財政赤字も社会保障費の増加の観点からどんどん膨らむかと思います。
国民負担率の推移グラフを見ても,今後上がっていくことは避けられないでしょう。少子高齢化に伴い,社会保険料の増加から国民負担率はさらに増加していくことが予想されます。今後は2040年問題に向けて財源確保のために15年かけて60%に向かっていくことが考えられます。一番簡単に税収が得られる消費税の増税を行うことが考えられ,2040年問題の不足分を考慮すると,消費税は13%までの引き上げがどこかで起こる可能性が高いです。
しかし,他の国と比較したときに国民負担率はどうなのかを考えると実際日本はOCED加盟36か国のうち21番目と少ない部類となっています。実際はほぼすべての国は40%~60%と変わらない状況ではありますが,日本の社会保障の手厚さやインフラの良さから考えると優良国かと思います。
日本は今年実質賃金がプラスになりましたが,賃金の増加により国民負担率が2024年の見込みでは45.1%になる見込みです。しかしインフラが進んでいるので支出金額も大きくなっていく中での国民負担率の減少の割合を考えるとあくまで国民負担は年々増加していっています。これはどういうことかというと日本のインフレ率2.4%(2024年9月CPI発表)と国民負担率が前年に比べ1%減ということは実質の負担は変わっていない,むしろ増えているということが言えるのではないでしょうか。
今後の国民負担率の増加のために国がどのような増税・社会保険料の負担上げを行っていくのか要注目です。また,増税や・負担増加の話題が出てきましたら記事にしようかと思いますのでよかったらご覧ください。
今回はこの辺で終わりたいと思います。牛のようにゆっくりですが,また投稿しますのでもしよかったらご覧ください。
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