今後の注目インデックスについて

投資

こんにちは,3児父さんです。父さんの投資日記🐮を見て頂きありがとうございます。

今回は来年の新NISA枠の投資の際に成長投資枠の投資を考えているインデックスファンドについてお話したいと思います。今年の成長投資枠についてはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に全額投資を行い,大暴落を受けても他のアクティブファンドほどのダメージもなく今後も保持していこうと思います。面白い記事を見つけ,来年以降米国の現状のITバブル気味な経済状況・大統領選後の経済が不安定になる過去の傾向からから,もう一度暴落が起こるかと思っていますので来年は成長投資枠の投資タイミングについてはよく考えていこうと思います。

オルカン一本で何も調べないのも嫌なので色々調べていくと面白いものを見つけましたのでご紹介したいと思います。

(アムンディ・インデックスシリーズ)オールカントリー・大型成長株

こちらはオルカンで使用している指数のMSCI社のACWIというベンチマークから派生したMSCI ACWI Large Cap Growthというベンチマークを採用している。こちらは従来のオルカンの中から今後成長が期待できるものに絞って投資を行う投資信託になります。オルカンと同様米国に6割以上投資しているものとなっています。信託報酬は0.165%とイーマクシススリムシリーズと比べると少し信託報酬が高めとなっておりますが0.2%以下のため十分低い部類かと思います。こちらはIT関係の銘柄が従来のオルカンと比べ多くなっており,銘柄数はオルカン3000銘柄に対して,オルカン大型成長株は600銘柄への投資となっております。600銘柄と聞くと少なく感じるかもしれませんが,銘柄数は一般的に100銘柄以上に投資していれば分散によるリスクヘッジは十分かと思います。

出典:アムンディ・ジャパン

上のグラフを見てみると,過去10年間の評価についてはMSCI ACWI Large Cap Growthのベンチマークの方が高い評価を得ています。IT関係の銘柄比率が大きいのでIT関係が落ち込むと一気に暴落するものと思いますが投資信託内容としてはマイクロソフトなど従来のオルカンとほぼ変わりませんので暴落も起きにくく,オルカン大型成長株で暴落が起きた際は従来のオルカンでも暴落が起切るということです。MSCI社のページには過去2009年からのベンチマークの変動がありますがこちらでもACWI Large Cap Growthのベンチマークの方が高い評価を得ています。ここで他のベンチマークと比べた時の平均リターンと平均リスクについて表にまとめましたのでご覧ください。

ベンチマーク平均リスク(20年)平均リターン(20年)
ACWI12.9%4.7%
ACWI Large Cap Growth16.8%6.1%
S&P50015.3%6.9%
NASDAQ24.1%10.6%

上表を見るとNASDAQは過去の成長は少し特別に感じますので,米国に不安があり,今後IT関係の成長が期待できると思う人は今後S&P500より伸びていく可能性は大いにありますので今後の中国・インドの成長を考え,過去の実績もあるMSCI ACWI Large Cap Growthのベンチマークに連動するこちらのファンドの購入を検討してもいいのではないでしょうか。

オルカンとの比較をまとめると以下の内容になります。

  • 従来オルカンに比べIT関係の比率が大きい(投資先の銘柄については大きく変わらない)
  • MSCI ACWI Large Cap Growthのベンチマークに連動している
  • MSCI ACWI Large Cap Growthのベンチマークは過去2009年からの実績ではMSCI ACWI よりも評価が高い
  • 投資先はオルカン3000銘柄に対し600銘柄
  • 信託報酬は0.165%と従来のオルカンに比べると高いが,インデックスファンドの中では低い部類

ただ,まだ運用開始して日が浅く,純資産が少ないというようなリスクもありますので購入の際は十分検討していただければと思います。自分は今後の経済状況を見ながら来年の成長投資枠に組み込むか考えていこうと思います。

今回はこの辺で終わりたいと思います。牛のようにゆっくりですが,また投稿しますのでもしよかったらご覧ください。

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