配偶者控除撤廃はどうなるのか

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こんにちは,3児父さんです。父さんの投資日記🐮を見て頂きありがとうございます。

今回は2024年5月13日に行われた「第2回税制調査会」で議論された配偶者控除の撤廃についてお話したいと思います。

配偶者控除の撤廃となれば課税所得額が増え,税負担が増えるので特に話題になりました。議論の内容としては配偶者控除があることにより働くのを抑え,配偶者控除が適用されるよう年収を調整することで、労働する意欲や労働力を抑制していないか。共働きが進んだ現代において、年収の壁をつくるような税制はとも働きと片方が家計を支えている世帯間での納税の公平性が保たれているのか。という内容でした。

確かに他の記事でもお話していますがこれから日本はさらに少子高齢化が進んでいくため一理ある部分も確かにあります。労働力確保のためにはより長く高齢者に働いてもらうか,現状専業主婦(夫)の方に働いてもらうことで労働力を確保するしか未来はありません。しかし短期的にみると労働力が確保されるかもしれませんが,お金の面で不安がある世帯でさらに子供は難しいと考えるようになり,少子化の加速がまぬがれなくなるような気がします。ここでメリット・デメリットをまとめてみましたのでご覧ください。

このようにメリット・デメリットがありますが配偶者控除が撤廃されたからと言って思ったほど専業主婦(夫)の方は長時間労働を行わないような気がします。それよりも配偶者控除撤廃による少子化促進の方が今後の日本を考えるとデメリットが大きいような気がします。子育て支援制度について大きく改変になっていますので今後多子世代ではなく一人っ子にも手厚くしていかないと少子化は止まらないように思えます。

今回の税制調査会では議題に上がっているだけで具体的な案は特になく期限もない状態ですのですぐに配偶者控除が廃止になることはないでしょう。しかし,税制調査会での議題に上がるということは近い将来確実に撤廃に進んでいくことになると思います。撤廃について段階的に行われるのか,代わりの控除は登場するのか(税収増加のためには登場の可能性は低いと思いますが…)今後の税制調査会の動きに注目していきたいと思います。

今回はこの辺で終わりたいと思います。牛のようにゆっくりですが,また投稿しますのでもしよかったらご覧ください。

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