こんにちは,3児父さんです。父さんの投資日記🐮を見て頂きありがとうございます。
今回は新しい投資の投資信託についてお話したいと思います。新NISAが始まったことによりどんどん新しい投資信託が出てくるようになりました。その中で今回投資信託の大手であるTracersからS&P1000インデックス(米国中小型株式)というものが出ました。こちらは新NISAの成長投資枠としても利用可能なので新NISAをしている人も来年以降の検討の参考にしていただければと思います。
まずは日興アセットマネジメントからの資料をまとめましたのでご覧ください。
投資対象 | 米国中小企業1000銘柄 |
信託報酬 | 0.10725% |
設定日 | 2024.11.12 |
新NISA対象 | 成長投資枠 |
購入証券会社 | SBI証券・楽天証券など |
投資信託としてはS&P500という米国の大企業500社に分散投資を行うものが有名ですがこちらは米国の一定基準をクリアした中小企業1000社に投資をするものになります。
中小企業というと日本の中小企業を想像すると思いますが米国の場合は中小企業と言っても今後S&Pに食い込む可能性のある1000社の中小企業への投資のため財務状況や流動性など一定基準をクリアした企業になり時価総額も57.8兆米ドルの7.7%ということは4.45兆ドルと約660兆円と日本の東証一部上場の日経平均が1000兆円といわれていますので規模間的には日本の日経平均に投資しているのとさほど変わらないものと思います。企業の規模と言ってもS&P1000の企業は時価総額1500億以上のものなので日本の小型株のイメージとは少し違うと思います。
現状,S&P1000は今トレンドのハイテク株の割合が少ないため現在トレンドの株式割合が少ないため成長は鈍化する可能性もありますが,安定の金融・資本材・サービスが多いため今後の成長は期待できる部分が多いのではと感じます。
S&P1000よりも結局S&P500に投資した方がいいのでは?と感じる方も多くいられると思いますが,過去の実績を見てもS&P1000はS&P500以上のパフォーマンスを見せておりますので,中小型株の成長率は侮れないのかなと思います。今期の大統領選でトランプ氏が再選したことにより,大企業優遇のニュースであふれかえっていますが,米国の大手投資運用会社のヴァンガード社によると今後10年間はS&P500が3.7~5.7%のリターンを狙えて,S&P1000が4.3~6.3%のリターンを狙えると試算が出ていますので今後も少なくとも成長はあるのではと感じます。また,現状言われているITバブルがもし崩壊したとしてもセクションの比重が情報技術部門が少ないため暴落率でもS&P500よりも少なく済む可能性が高いのも今の状況にあっているかと思います。
S&P1000中小企業への投資のメリットとして
- 新市場への適応速度による安定性・成長性
- 中小企業ならではの成長速度
- 一定の水準を超えたものを選定される安定性
S&P1000への投資に向いている方としては米国の成長を今後20年間,30年間は揺るがないだろうと考えている方,S&P500よりも大きなリターンの可能性があって米国に信頼できる分散投資を行いたい方が対象になるかと思います。S&P500への投資をメインにし,S&P1000も30%ほど行うというのも米国の大型~小型まですべて網羅でき,いい戦略家と思います。ただ,投資には元本割れのリスクもありますのでご自身の判断でよく調べてから行ってください。
今回はこの辺で終わりたいと思います。牛のようにゆっくりですが,また投稿しますのでもしよかったらご覧ください。
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