こんにちは,3児父さんです。父さんの投資日記🐮を見て頂きありがとうございます。
今回はeMAXIS Slimから出た 先進国株式(含む日本)<オール先進国>についてお話したいと思います。
元々似たようなファンドeMAXIS Slim先進国株式インデックスというものがあったのですが,日本への投資ができなかったため,三菱UFJアセットマネジメントが投資家の意見を参考にし,今回の日本を含むオール先進国ファンドが登場することになりました。このファンドは新興国はリスクもあり,成長も読みにくいため,先進国のみに投資を行いたい方に向けての投資信託となっております。
eMAXIS Slimシリーズ比較
オール先進国 (日本含む) | 先進国株式 | 全世界株式 | |
---|---|---|---|
信託報酬 | 0.09889% | 0.09889% | 0.05775% |
設定日 | 2024.10.25 | 2017.2.27 | 2018.10.31 |
新NISA対象 | 積立枠・成長枠 | 積立枠・成長枠 | 積立枠・成長枠 |
対象指数 | MSCIワールドインデックス | MSCIコクサイインデックス | MSCIオールカントリー |
この投資対象指数MSCIワールドインデックスについては加重平均で先進国日本を含む23か国に投資を行い選定銘柄数は1410となっております。これは先進国株式のMSCIコクサイインデックスの銘柄数1212と比べると約200銘柄も多く分散投資ができるものとなっております。オール先進国は今一番経済の中心となっているアメリカに72%もの比重を置いておりますのでアメリカの経済の状況には影響されやすいものとなっております。ただし,皆さんのよく目にするオルカンでも64%がアメリカへの投資となっておりますのでさほど変わらないのではという感じがします。
現状,バブル崩壊後の日本株については成長が他国に比べ悪いものとなっているので各指数の連動リターンを30年で計算してみると,日本株を含まないMSCIコクサイインデックスでリターン11.2%,MSCIワールドインデックスで9.9%と今まで出ていた日本抜きの先進国株式インデックスの方が指数の成績は良いものとなっていました。
ただ,日本では2015年頃かはTOPIX指数をみるとMSCIコクサイインデックス指数よりもいい成績を出しているので今後の日本に期待している方は,分散投資の効果をより高めるオール先進国インデックスへの投資はありなのかなと思います。逆に日本は少子高齢化で今後の未来の経済成長を見込めないと考えるのであれば先進国株式インデックスへの投資をおすすめします。どちらにも利点はありますので好みの問題化と思いますので参考程度にしていただければと思います。
今回はこの辺で終わりたいと思います。牛のようにゆっくりですが,また投稿しますのでもしよかったらご覧ください。
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